『のぞいてごらん まんぷくかえる展』開催記念 特別インタビュー

11月3日(金/祝)から開催される『のぞいてごらん まんぷくかえる展』
まんぷくアートスタジオ はちが、初めての個展や作品について語ります。

 

—– 個展開催おめでとうございます!今回の個展に関する質問をさせていただきます!
よろしくお願いいたします!まず、今回の個展開催の経緯を教えて下さい!

はち 昨年、アートプロデュ―サーの色さんからお声がけいただき、『cells -illustration- vol.36』へゲストアーティストとして参加させていただきました。 そこから、色さんにお食事会に誘っていただいたりして、個展開催のご提案をいただきました。

 

—– 個展のコンセプトを教えて下さい!どのように決めましたか?

はち 当初、色さんからお話をいただいた際は、今までかえるの他に描いてきた風景画等も含めた、はちとしての作家性を押し出した展示にするという考えもありました。まんぷくかえるファンの皆さまに喜んでいただける展示にしたい!という思いも強かったので、かえるを主役にした展示をすることになりました。
コンセプトとしましては、かえるたちの小さな世界を感じてもらうことをテーマにし、作品の選定や展示方法を考えました。タイトルの「のぞいてごらん」には、“小さな世界をのぞく”“気軽にのぞいていってね” という意味を込めています。

 

—– 今回の展示で、こだわった点を教えてください!

はち 私の作品は殆どデジタルで描いているのですが、今回初めての個展ということで、作品選定をするのに改めて過去の作品を振り返っていく作業が必要でした。 2019年頃からSNSで投稿してきた作品数は200点を超えており、自分でもびっくりしました。
その中から思い入れのある作品、ファンの皆さまと会話が広がるような作品を49点厳選しました。

 

—– 会場内で見てもらいたいポイントはどこですか?

はち まず見てもらいたいのは、今回の展示に向けて描き下ろしたメインビジュアルです。最近描いた中では密度の高い絵を描けました。
今年に入ってからアニメの設定の仕事をしていたこともあって、自分が描いているかえるの世界をより具体的にしたいという気持ちが生まれてきて、仕事をする傍ら、かえるの暮らす世界の設定作業をしてきました。
かえるのお家の横に、ツワブキは描いていなかったのですが、今回のメインビジュアルからは描いています。それは、かえるの物語を描き続けてきた中で、かえるたちに仲間が増えたことも影響しています。 『まんぷくかえる、はじめての喫茶店』で登場した喫茶ぷらんとの周りには、ツワブキが生えています。かえるはそれをとても気に入り、喫茶ぷらんとのドーナッツや、力持ちのもぐもぐさんに協力してもらいながら、家の周りのガーデニングにこだわったのです。

 

『まんぷくかえる、はじめての喫茶店』40話 喫茶ぷらんと看板坊やのドーナッツ

  

—– かえるたちの小さな世界の設定をつくる際はどんなところをこだわっていますか?参考にしているものがあれば教えて下さい!

はち 仕事でBlenderを使いこなせるようになりたくて、かえるの暮らす世界の設定をBlenderで作ってみてはX(旧Twitter)に一部を投稿しています。設定では見えないところも描くよって、イラストに厚みが生まれるので、そこを特に意識するようになりました。構図もダイナミックになり、表現の幅が広がったと思います。まだまだこれからも作り込んでいく過程ではありますが、徐々にお披露目できたらと思っています。

 

Blenderで制作しているかえるのキッチン、喫茶ぷらんとの外観

 

はち 参考にしているものは、身近な家の周りにある植物を参考にしています。近所を散歩してかえる目線で写真を撮り、風景を思い浮かべています。
本物の蛙は肉食なのですが、まんぷくかえるたちは野菜や果物を食べています。毒のあるものは食べることはさせないし、きっと彼らもそれを知っているはずなので、身近に生えている植物の名前や調理方法、毒性などを図鑑やYouTubeで調べています。

 

—– 思い入れのある作品はなんですか?

 

『まんぷくかえるのおすそわけ』(KADOKAWA)カバーイラスト

 

はち ひとつは『まんぷくかえるのおすそわけ』のカバーイラストです。
書籍を出すことは、絵描きとしての目標をひとつ叶えることができたことなので、大切な作品のひとつです。書籍を制作しているときは忙しくて、よく思い出せないくらいなのですが、かえるのことをずっと考えていたら、たまたまこのポーズをしているイメージが降ってきたのだと思います。
そこから、かえるの小さな世界を伝える為に、ペットボトルのキャップの小さな鉢植えや、かえるにとっては大きな雫などの要素を描き足していきました。

 

『カタバミの通り道』

 

もうひとつは、『カタバミの通り道』です。
THETAという360度カメラを購入したばかりの時に、色々実験的にやってみたくなり、撮影した写真を参考に描いた作品です。
描いた後、すぐにSNSに投稿したのですが、書籍に収録する際に全面的に描き直しをしました。かえるの表情がとても気に入っています。

 

RICOH THETAで撮影した参考写真

 

—– 今回の展示では『まんぷくかえるのおすそわけ』の制作資料の展示をされるとのことですが、物語はどのようにつくりましたか?

はち 書籍の話をいただいた際は、絵本のような画集というお話でした。せっかくの機会ですので、幅広い世代の方に観てもらいたいという気持ちも強くあって、既に描いていたイラストから物語を組み立てていき、ストーリー画集というかたちになりました。
この物語は、かえるが仲間達とはじめて出逢うエピソードゼロとしています。
書籍の話をいただいた時点では、SNSでいいねが沢山ついた作品が何点かあって、ぽてまるともぐもぐさんについては初登場したばかり。デザインや性格もまだ定まりきっていない状態でしたが、ふたりには活躍してもらいたいという気持ちがありました。生まれたてのぽてまる、優しい世話好きなもぐもぐさんという設定は、物語やイラストを作っていく中で詳細が決まっていきました。また、制作しながら、かえるとふたりが登場するイラストをSNSで投稿し、ファンの皆さまに知ってもらえるようにもしていきました。
既存の作品を扱いながら物語をまとめることは、とても頭を使う作業で時間もかかりましたが、私的にはよくまとまったと思っていますし、その作業は楽しかったです。
食べることが大好きなかえるが、最後のシーンでとった行動については、出逢った仲間達や出来事からからどんな影響を受けたのかを感じてもらえたら、と思います。

 

—– アートプリントする際のこだわったところを教えてください!

はち やさしい質感のある紙を選びました。サンプルを確認した際に、自分の色味が再現されていて、とても嬉しかったです。
東京アートラボさんにご協力いただきまして、お部屋のインテリアにも丁度良いお洒落なアートフレームになりました。お部屋に飾って、かえるたちを身近に感じてもらえたらと思います。

 
—– ファンの皆さんへひと言お願いします!

はち ファンの皆さまと交流し、作品を作っていくことが、かえるも私も幸せなことだと思っています。
沢山広めていただけますと嬉しいです!
 
—– ありがとうございました!11月の個展を楽しみにしております!!!

 

『 のぞいてごらん まんぷくかえる展 』

会期:2023年11月3日 (金/祝) 〜 11月5日 (日)
    12:00〜18:00 ※最終日 〜16:00

会場:東京アートラボ ( 蒲田駅より徒歩3分 )
〒144-0051 東京都大田区西蒲田5丁目27−18 蒲田ビル
https://artlabo.business.site/

協力:東京アートラボ
企画/プロデュース:色(アートプロデューサー)

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『のぞいてごらん まんぷくかえる展』開催記念 特別インタビュー